自分のベストをオーダー制作も可能

風呂敷には様々な色や柄があり、売り場であれこれ悩みながらお気に入りの一枚を選ぶのも楽しいですが、手作りでオリジナル風呂敷の一枚を作ればさらに愛着がわきます。

まずは大きさを決めて布を裁ちますが、一般的なサイズにしたい場合は、75cm×77cmの仕上がりなので、縫い代を4辺に1.5cmずつ足して78cm×80cmの布を用意することになります。

縦が横に対して2~3%長いというポイントだけ頭に入れて、自分の好きな大きさに布を裁つと使い勝手のよいものが出来上がります。

あとは4辺を三つ折りにしてアイロンでくせを付け、ミシンで縫えばできあがりです。

京都のれんタグ

その際にタグをはさんでみてもいいですね。ミシンがない、一から作るには自信がないという方も、既製品の風呂敷にイニシャルや家紋を刺繍したり、好きな柄をペイントしたりするだけで簡単にオリジナルの風呂敷が完成するのでおすすめですよ。

一手間加えてオリジナルの一枚にするだけで風呂敷はさらに魅力的なものになるのです。

明確に決められている繊維精神の表示ルール

繊維製品の表示については、消費者庁のホームページ内にて詳しく掲載されて
いるものですが、繊維規程 第3条によって混用率の表示を全体表示と分離表示の
2通りに大きく分けて、消費者にも見やすくわかりやすいようなルールになっています。

全体表示とは、製品に使用された繊維ごとの各製品全体に対する質量割合を%で表示するものです。一方の分離表示は、製品の部位をそれぞれ分離してすべての繊維の名称を示して組成繊維全体に対する割合を%で示していきます。

例えば、「たて糸綿100%・よこ糸レーヨン100%」や「本体綿50%・麻50%・衿ポリエステル100%」という具合で、分け方については特に決まりはないのですが分かりやすさが求められているものです。

また、許容範囲も設けられていたりします。それから、表示者の氏名又は名称及び住所又は電話番号といった連絡先も付記することとされていますので、知っておかれるのもいいでしょう。

品質表示は、見やすい箇所に下げ札や貼り札のどちらでも可能となっていて、家庭での洗濯が見込まれる製品には容易に取れないように縫い付けることが望ましいとされていますので、これから注意深く表示をみられてはいかがでしょう。