心を込めて選んだ結婚式の引き出物の贈り方に一工夫加えることで、
相手の方に、さらに深い印象を持って頂くことができる、
その工夫の一つに風呂敷の利用があります。
風呂敷はそれ自体が贈り物として喜ばれますが、
一枚の布を、折り、たたみ、結んでいく包み方にも
様々なスタイルがありますので、上手に使って
喜んでいただきたいものです。
風呂敷は、昔から日本人の日常の生活の中で
便利に使用されてきましたが、
生活が様式化するに従ってその良さが忘れられ、一部の人を除いて
次第に使われなくなってしまいました。
小さいものでは45㎝からサイズは様々で、
縦の長さが横の長さより2~3%長めにできており
伸縮性が働き使いやすくなっています。
引き出物には正絹の、絹特有の光沢と発色性に
優れており、ふっくらとした肌合いの縮緬が
晴れの場に相応しい上質感があります。
無地のものや両面使いのものなど、柄も様々ありますが、結婚式には、
例えば日本画壇の作家の作品を再現したものや、季節を問わず使える御所車や鳳凰、
宝散らし等の吉祥文様等、お贈りした後には、飾って頂いてもよいものです。
通販で様々な素材や柄のしなものが扱われていますし、オリジナルの物を
作ることもできますから、引き出物の形によって包み方も工夫して
受け取ってくれた方が二度喜んで下さるようなおしゃれな贈り方をしたいものです。
通販で求めた風呂敷を使って工夫してみましょう。